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お客様インタビュー レイクアスナロ幼稚園

昨年、埼玉県越谷市にあるアスナロ幼稚園の園庭を人工芝に改修させていただいたご縁で、同じく越谷市の姉妹園、レイクアスナロ幼稚園の園庭をこの度人工芝へ改修させていただきました。今回はレイクアスナロ幼稚園 松山慶亮事務長に人工芝へ改修されたきっかけなどお話を聞かせていただきました。

▼レイクアスナロ幼稚園を開園されたきっかけ
松山事務長:レイクアスナロ幼稚園は今から3年前の平成31年に認可を得て開園いたしました。園の始まりはそれがスタートなのですが、園の構想自体は越谷レイクタウンが街開きされ、多くの人が集まってくるという計画があった平成17年に幼稚園設立に向けての働きかけを始めていました。

当時は何もない場所にショッピングセンターができただけだったので、周りからは理解されず、10年経ってから考えましょうということになり話が終わってしまいました。
それから10年経ち、レイクタウンは子育てされる方が多く住む場所になりました。日本の人口は少子高齢化ですが、レイクタウンのようなニュータウンには4、5歳くらいの子どもたちと30〜40歳代の方が多く住んでおられます。

そこで地域のための学校・幼稚園が必要であると考え、平成27年から2年間かけて用地の取得・許認可など行政との折衝を行い、構想から10年間くらいかけて平成31年にレイクアスナロ幼稚園の開園を迎えることができました。

▼レイクアスナロ幼稚園の教育理念と目標など教えていただけますでしょうか。
松山事務長:当園では目指す姿という主に4つのことを挙げています。

というのを幼稚園の教育活動の中に織り込みながらやっていくように頑張っています。抽象的に感じるかもしれませんが、時代の流れが非常に早くて、インターネット、SNSなどの普及によって、すごく便利になった反面、人と人との距離の取り方が、昔と比べるとつながりやすくなった分、遠くなったと私自身は感じています。

もっと発展して欲しいなと思う一方で、何でもすぐにできてしまったり、調べることができるので、自分で考えて動くことや、最後まで一人でやり遂げることが大切なのではないかと考えています。ITツールを使うことはいいことだと思いますが、その中での主体性が当園が掲げる4つの概念を軸に物事に対して向き合っていけるのかなと私は考えています。

当園で行なっている活動は直接見えづらいかも知れませんが、子ども達の10年後、20年後に今の活動がその子の人生の柱になっていくような仕事かなと思っています。

▼園内の設備が非常に充実している印象があるのですが、何か理由があるのでしょうか?
松山事務長:施設が古くなったら仕方ないではなくて、常に良いものを良い状態にしていきたい。当園で言いますと3年前に開園したので施設の新しさという部分だけで捉えれば開園時に入園された方々が一番良かったと感じると思うのですが、幼稚園としては3年後にきた人が、レイクアスナロ幼稚園が一番良いと思ってもらえるような施設づくりをしていこうという考えのもとで、レイクアスナロ幼稚園だけでなく、我々が運営しているスイミングや高校でも同様の考えで施設づくりを行っております。

おかげさまで今回導入させていた人工芝や、屋内運動場も幼稚園ではあまり見かけない施設ですよね。レイクアスナロ幼稚園を立ち上げるときも、他の幼稚園を見学させていただいて良いものは当園に取り入れました。

ですから、施設にお金をかける、常にきれいにしておくというような考え方ではないんですね。子ども達にとって、その時々で良いなと思ったものを取り入れている結果なんです。常に良い物を作っていきたいという思いだけですね。

▼今回園庭を改修されたきっかけを教えてください。
松山事務長:今回、園庭を土から人工芝に改修したきっかけは、土の園庭だとどうしても土埃の問題があります。特に風が強い時期は近隣住民の方にご迷惑をおかけしていました。地域の方々から何か言われたわけではないのですが、これはなんとか改善しないといけないと常々考えていました。そこで、土埃の問題をクリアするには人工芝舗装に改修するというのが解決手段になると考えました。

もう一つは水捌けの問題ですね。土の園庭の場合、雪や雨が降って園庭が使えなくなってしまうと、子どもたちの遊ぶ時間が減ってしまいますよね。人工芝ですと雨が降ってもしばらくしたら使用できますが、環境が整っていないと外遊びをできる時間がなくなってしまいます。

特に今は公園も減ってしまい、遊具もなるべく怪我しないように安全に配慮された物ばかりで、どんどん遊べるものが減ってますし、子ども同士で遊ぶ時間も減っているように思います。ここレイクタウンも子どもが多い地域にもかかわらず小学生が公園で遊んでいる光景があまり見られないんです。

時代の流れかなと思うのですが、学校からそのままお家へ帰ったり、学童や習い事などに行っていたりするんでしょうけど、私の年代だと学校から帰ってどこかへ集まってみんなで遊んだりすることがあったのですが、子ども同士で気兼ねなくと言いますか、子ども達だけで遊ばせるのも不安がありますしね。

幼稚園という信用を保護者の方々からいただいていると思いますので、子ども達を遊ばせてあげられる空間でお預かりさせていただいている以上、遊ぶ時間や場所を子ども達に提供していきたいという思いも人工芝に改修したきっかけになります。

そのような問題をクリアするには、数ある人工芝の中でも、御社のファイングラスコート(ミドルパイルバージョン)の質感・耐久性・品質等が園児たちに最高の人工芝であると判断しました。

人工芝下地も土舗装の園庭を特殊な技術で人工芝下地にリサイクルしていただきましたし、特殊暗渠工法(GRフィールドドレーン工法)を用いて抜群の水はけを実現できましたので、雨あがり後でもすぐに使用できるようになりました。

また御社のファイングラスコート人工芝は気温が高くなっても裸足で遊ぶことができるぐらい熱を吸収しづらい素材ということにも喜んでいます。

▼当社のスタッフの印象をお聞かせください。
松山事務長:営業は青野社長に担当していただき、すごくお手本になると言いますか、本当に現場に何度も足を運ばれていて、現場もしっかり見ていただいていたので、工事をお願いする側からすると、契約をすると現場の工事担当の方々が窓口になると思うのですが、青野社長に自ら動いていただいたおかげで、工事の変更が発生した時にも非常にスムーズに変更することができ、本当に安心して工事をお願いすることができました。

工事のご担当者の方も雪の中でも頑張っていただいて本当に感謝の気持ちしかありません。一つ一つ丁寧に工事をしていただいて、工事の状態を見て気づいたご提案をしていただいたり、本当にスムーズで丁寧な工事をしていただきました。

▼人工芝への改修後、園児や保護者の方々の様子はいかがでしたでしょうか?
松山事務長:園児も保護者の方々もみんな大喜びです。人工芝の園庭はまだまだ少ないので、保護者の皆さんに「園庭を人工芝に変えますよ」とお知らせしても、あまりイメージできていなかったように感じました。それが工事が進むにつれて保護者の皆さんも興味津々で、完成を待ち望んでいらっしゃるように見えました。園庭が完成してからは人工芝の感触の良さを体感して喜んでいただいています。

子どもたちはでんぐり返ししたりして本当に大喜びですね。私たち保育者は人工芝化することによって子ども達の怪我を減らすことができる危機管理対策の面で、人工芝に改修して良かったと思っています。

人工芝化することはまだまだ勇気がいることだと思いますので、埼玉の小さな場所ですが周辺の学校や幼稚園にも見学に来ていただきたいと思ってますし、人工芝の良さを伝えていけるように園としても取り組んでいきたいと思っています。