2020.06.12兵庫県赤穂郡
上郡スポーツセンター野球場整備工事
グラウンド整備を1台のマシンで行えるGRフィールドアース工法で昨年に引き続き、本年も野球場内野の整備を行いました。着工前の内野の状態は雨上がりに水たまりもできており、セカンド付近の盛り上がり、塁間のうねり、1塁・3塁側には水路ができていました。
フィールドアース工法に入る前に、まずは測量を行い、不陸箇所の選定、水たまり箇所および水路の確認とマーキングを行いました。測量の結果、小さな不陸が多方面にあったため、レーザーブルドーザーを使わず、バックホウで不陸を取る作業をいたしました。セカンド付近から各ベースに向かって表層を均して、フィールドアースアタッチメントを導入し、内野の掻きほぐし・整正・転圧・ブラッシングを行い、内野全体をバランス良くメンテナンスします。
コンバイドローラーで不陸整正転圧、カンナカッターアタッチメントでさらなる不陸の整正、グラウンドマットで表面仕上げを行います。再度コンバインドローラーで仕上げ転圧を行い、表面土壌安定剤ソイルプロテクトを散布して施工完了。着工前にあった水路、不陸箇所もなくなり、非常に綺麗にメンテナンスできました。今回のポイントはフィールドアースアタッチメントでの整備前に、不陸の悪い場所をすべて把握し、適切な処理を行ってから整備を行ったので、フィールドアース工法の効果が100%発揮することができました。
GRフィールドアース工法では、表層が固くなったグラウンド、グラウンド表面の凸凹、勾配が悪く水たまりができるなどの症状を改善することができます。グラウンドの整備には青野スポーツ施設のGRフィールドアース工法をぜひご採用ください。
採用工法
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