施工事例

2025.10.03大阪府守口市

南寺方東公園他公園遊具更新工事

守口市内にある各公園遊具の耐用年数が近づいてきたことから既存遊具を撤去し、最新鋭遊具を設置する工事に携わらせていただきました。
今年度は11公園から古くなった17基の遊具の撤去を行い、新たに13基の新しい遊具の設置を行いました。遊具の設置工事は公園全体を閉鎖することなく、施工範囲にバリケードフェンスを設置して工事を行いましたので、子どもたちがフェンスの外から工事の様子を見ていることも多く、新設の遊具はもとより、撤去する遊具も手荒な扱いにならないよう注意をしました。動物の遊具を撤去する際にも体に優しく帯を巻いて、決して首などに巻かないような配慮を行いました。

小さな遊具は比較的容易に撤去することができましたが、横10m高さ5mもあるコンクリート製の大きいタコ型滑り台は小学生の子どもたちがよく遊んでいた遊具でしたので、解体の様子が子どもたちの目に入らないよう学校に行っている時間帯に一気に解体を済ませられるよう努めました。また、通常コンクリートの解体ではアイオンという叩いて粉砕する機械を使うことが一般的ですが、凄まじい音が鳴り響くので、今回の解体ではパクラーという噛み砕いて粉砕する機械を用い、騒音をできるだけ抑えられるよう配慮しました。

これらの取り組みの成果があったのか、工事中に周辺住民の皆様からの苦情は1件も無く、無事に工事を進めることができました。
撤去される遊具はそれぞれの公園に長い間設置されていたことから、撤去の際には「悲しい」「残念だ」という声も多くありましたが、新しく設置する遊具のポスターも掲示しておりましたので、「いつできるんですか?」という子どもたちの期待に溢れた声もたくさんいただきました。

昔は公園というものは子どもたちのものでしたが、近年はゲートボールなどで年配の方々の憩いの場となってきており、公園には健康遊具が設置されるようになってきています。
年配の方々からは「いいものを作っていただけるのですね!とても楽しみです!」という声もいただきました。守口市に本社を置く当社にとって、守口市の子どもたちや年配の方々の憩いの場所作りができることは何よりの喜びであり、やりがいを感じています。

関連記事