施工事例

2023.05.12和歌山県和歌山市

和歌山大学(栄谷)陸上競技場改修工事

国立大学 和歌山大学の陸上競技場を改修させていただきました。
着工前の状況は数十年整備をしていないインフィールド、走路、競技場外周に雑草が生い茂りとても不衛生な状態になっていました。
インフィールド内は雨上がりには非常にぬかるみがひどく、側溝には目詰まりが見られ、雨水の排水が機能していないので水はけも悪い状態です。

インフィールド内は現況土を鋤きとってグランドの基となる基盤整正を行いました。GPSレーザーセンサー付きブルドーザーでミリ単位の勾配修正を行っていきます。水はけを改善するため、インフィールド内に透水管を埋設して表層の雨水を排水させる機能を設置しました。

次に砕石層を作るのに、砕石を敷き均し、グラウンドの下地を整えていきます。インフィールドは関西では非常に珍しい緑色スクリーニングス、いわゆるグリーンサンド舗装にて施工いたしました。グリーンサンド舗装は、非常に専門的な知識と経験が必要になる舗装材です。材料単価も非常に高く、今では入手困難となっています。

施工後のインフィールドは色が綺麗で水はけも良くなり、日光の反射も少ないため、目に優しく競技がしやすい環境になりました。インフィールド周りの走路ですが、入念に勾配を設定しトラックラインテープも新しく設置し直しました。トラックラインテープは人の手で釘を打ち込んで固定する地味な作業ですが、正確な位置出しもあり、時間と労力を要する作業になります。

全ての工事が完了し、着工前とは見違えるほど草ひとつない綺麗な陸上競技場になりました。
トラックラインテープも綺麗に明示され、競技場を使用する陸上部の方々も非常に喜んでおられました。仕上がりは着工前の雑草だらけの状態から景観の美しいグリーンサンド舗装になり、陸上競技場全体の景観も良く、快適に使用していただいていると思います。

青野スポーツ施設ではグリーンサンド舗装真砂土舗装荒木田舗装をはじめ、様々なサーフェスの舗装に対応しています。グラウンドの整備・改修にお困りの方はぜひ当社までご相談ください。

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