施工事例

2023.12.01奈良県香芝市

智辯学園奈良カレッジ中学部・高等部テニスコート改修工事

智辯学園奈良カレッジは高校野球の甲子園大会で優勝を誇る智辯学園・智辯学園和歌山に次ぐ3番目の学校として設立されました。来年に創立20周年を迎えられ、記念事業として新しい図書館の建設が進められています。
今回改修するテニスコートはグラウンドに併設して3面のコートがありますが、学校創立以来、一度もメンテナンスを行っておらず、この度テニスコート3面の改修工事をご依頼いただきました。

着工前のテニスコートには雑草が生え、雨上がりにはバックラインの前後に水溜りができ、ラインテープの破損箇所がありました。
ラインテープは全面撤去し、コート外に生えた雑草の除草作業を行いました。コートの表面は長年のプレーで踏み固められて透水性の悪い、固くなりすぎた表層になっていましたので、テーラーアタッチメントで表面の土を掻き起こし、地中の土と攪拌・混合して新設当初の土の状態に戻しました。

センターライン、バックラインの前後に水溜りができる症状は、表面に凹みがあったので、新しい補充土を充填してレーザーブルドーザーで敷き均し整正を行い、適正な水勾配を形成しました。これで凸凹もなくなり水溜りができることはありません。

テニスコートの整備後は新しいラインテープを手作業で張り直しました。
ラインテープは釘で固定していくのですが、今回テニスコート3面で約1万本の釘を使用しました。

コート周りの雑草が一掃され、ラインテープも新しくなりましたので、見た目も綺麗で清潔感あふれるテニスコートに生まれ変わりました。凸凹があった表層も新設当時の勾配に戻しましたので、ネットから側溝に向けて綺麗に水が流れるようになりました。固くなっていた表層は土を攪拌・混合したことで適度な柔らかさを取り戻し、透水性が改善されたので雨上がりにいつまでも水溜りが残るようなことが無くなりました。
柔らかくなった表層はソイルプロテクト(表面土壌安定材)を散布することで、締め固めを促進し、適正な硬度になるように仕上げました。

当社で施工事例の多いテニスコートですが、土舗装に限らず、砂入り人工芝やハードコートならあらゆるサーフェスのテニスコートをご提供しております。改修や部分補修、定期的なメンテナンスなどテニスコートのあらゆる工事は専門業者の青野スポーツ施設までご相談ください。

採用工法

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